(1)生徒一人一人の資質・能力を最大限に伸ばす
これからの時代に求められる資質・能力が身に付くように、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を日々行い、教師及び生徒がICTを活用しながら「個別最適な学び」や「協働的な学び」等を通じて「知識及び技能」、「思考力・判断力・表現力等」、「学びに向かう力・人間性等」を醸成する。また、観点別評価を充実させ、指導と評価の一体化を目指す。
(2)計画的なキャリア教育の実施
指導の要となる特別活動や教育活動全体を通じて、ガイダンスとカウンセリングの機能を充実させながら、生徒一人一人の可能性を最大限に発揮できるように計画的にキャリア教育を実施する。その際、生徒が意思決定を行う場面に重点を置く。
(3)特別活動及び部活動の活性化
生徒に自己存在感を深めさせながら、共感的な人間関係を育成し、自己決定の場をとおして自
己の可能性の開発を援助することで、自己指導能力の育成を目指す。その際、生徒が合意形成を
図る場面に重点化を置く。
(4)課題を発見し解決していく資質・能力の育成
総合的な探究の時間を含むすべての教育活動で、自己の在り方生き方を考えながら、課題を発
見し、解決していくような学びを展開する。そのため、3年間をとおした総合的な探究の時間の内容を確立する。また、各教科・科目の授業や特別活動、部活動等においても創意工夫を生かした教育活動を展開する。
(5)学校安全(生活安全、交通安全、災害安全)に対する意識の向上
感染症対策を含め、生徒が自他の生命尊重を基盤として、自ら安全に行動し、他の人や社会の
安全に貢献できる資質・能力を育成するとともに、生徒の安全を確保する環境を整備する。そのために、ボランティア活動や社会貢献活動などの体験活動の機会を設定する。また、日常の環境整備の徹底を図る。
(6)課題を抱える生徒への個別の支援
個別課題の特質を理解し、一人一人の生徒に応じた指導や支援、あるいは関係機関との連携など、
適切で効果的な支援を行う。そのために、生徒指導に関する研修を実施し、職員の共通認識を図
る。
(7)地域・同窓生との連携
本校の教育活動の魅力や成果をSNS等の媒体も活用し、地域及び同窓生に発信し、信頼と期待
を高める。また、中学校や地域において説明会の機会を増やす。